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2013年6月15日 (土)

移動用3エレ八木 給電部の調整

移動用の3エレ八木の調整をしました。

実は先日、一度組み立てて、SWRを測定したのですが、ラジエータエレメントを
10cm程度短くした長さで、良い感じになっていました。

バランとエレメントの接続線分の長さだけラジエータが長いようです。

考えてみれば当たり前の話で、普通はバランやマッチングセクション込みの長さで
調整しますが、直接給電だとすべてエレメントになってしまいます。DPと同じだよね。

そこで、極力そこらを短くした給電部を作ってテスト。

バランは、同軸を直接巻きつけたフロートバランとしました。

Photo_4

左が本日製作のもの、右が前回使用したものです。どちらもフロートバランで、
右のはFT-82-#43に、5回ほど巻いてあります。

今回の左のはRG-58A/Uを、直接FT-114-#43に4回通してあります。
50MHzなので、これでも数百Ω以上の阻止インピーダンスは得られるので、
良しとしました。

ちなみに、バランなしは、SWRとかインピーダンス以前に、差動回路に
シングルエンド回路を直接つなぐのと同じですから、ありえないと思っています。
能書きはともかく、給電部は、こんな感じ。

Photo_5

結果↓。

Swr

黒い線が測定値で、赤い線が、同軸ケーブルの損失を加味した計算値です。

RG58a/uを6m引っ張ってリグ側で測っているので、往復で0.5dB程度の損失となります。
SWRが悪いほうが損失が増えるので、2以上のところはもっと悪いはずです。

同軸の長さは、同軸の短縮率0.67×1/2波長3mの整数倍(×3)=6.03mとしてあります。

シミュレータでの、SWR予測はこんな感じでした。

Swr1_2

ほぼ設計どおりドンピシャです。気持ち良い。:-)

エレメントは、自由にスライドできますが、設計値からほとんど変化させる必要が
ありませんでした。

079

テストの設営はこんな感じ。両側に建物がありますが、八木などの場合、給電インピーダンスが
サイド方向にある建物の影響を受けることは少ないです。(パターンは別)

Photo_6

台車でゴロゴロ。スペアナでリターンロスがはかれるといいのですが、
今回はスペアナの持ち出しはなし。暑いので(笑)。アンテナアナライザ欲しい。

Photo_7

ちなみに、アンテナのシミュレーションパターン。
4.5mの大地あり。

Real_3d_ptn_2
メインローブの利得は、大地ありの場合、12.0dBi。
Elv

自由空間での水平パターン。利得は7.1dBi。

Free_az_2

ということで、給電関係は設計どおりイケてそうなので、
次は実績のある4エレとの比較実験を行なうつもりです。
あぁ、もう少しきちんと給電部も作り直さないといけないね。

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