電界強度計1
今までアンテナの比較をするのに、ダイオードとメーターだけの電界強度計を使うか、
スペアナを引っ張り出して使ってました。
もう少し何とかしようということで、電界強度計を作ることにします。
とりあえず、手元に作ってないまま放置してあった秋月の電界強度計があったので、
作って、粗データを取ってみました。
回路図はこんな感じです。平衡入力のログアンプに抵抗で無理やり整合していれて、
オペアンプのバッファをかましているだけです。
で、作って測定してみました。SSGからいれて、マルチメーターで読みます。
オペアンプではなく、ログアンプの出力を直接読みました。
こんな感じです。10MHz,30MHz,50MHzでの周波数の依存性はほとんどなし。
よく使うあたりは、22-26mV/dBくらい。AD8307の仕様だと25mV/dB。
傾き調整を行うか、ソフトウェアで校正処理すれば、ログリニアでとれるでしょう。
1dBくらいの分解能はほしい。20mVくらいのノイズがあるので、フィルター通すか、
スムーシングしてやらないといけなさそう。
IC直なので、オペアンプはローノイズのがいるなぁ。
でも、けっこう使いやすそうです。
| 固定リンク
「自作」カテゴリの記事
- -60dBカップラー(2016.12.12)
- -50dBカップラー(2016.12.11)
- PTTボックスのスイッチ交換と、HDDの載せ換え(2015.07.05)
- タッチエレキー(2015.06.18)
- 電界強度計 PC側ソフトちょっと修正Ver1.1r1(2015.02.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント